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稽留流産しました

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かなり久しぶりの投稿になってしまいました。 実は、妊娠10週目に稽留流産しました。 スタートから成長も遅かったし、 つわりも全くなかったし、 多少の覚悟はしていたのですが、 病院で稽留流産と言われた時は、 とにかくパニックで、 何も考えられませんでした。 全くつわりもなくて、 お腹の赤ちゃんはちゃんと成長しているのか、 いつもいつも不安だったので、 病院のエコーで元気に心臓を動かしている姿を見るのが 楽しみだったのですが、 稽留流産がわかった日は、 もう赤ちゃんの心臓は動いていませんでした。 エコーで心拍を3回確認していたし、 きっと大丈夫と思っていたので、 とにかく何が起きたのかわからなかった。 これまでブログでも綴ってきた通り、 着床前スクリーニングをしています。 染色体正常の受精卵を移植したのに、 稽留流産することは稀だそうです。 稽留流産の原因は、 ほとんどが赤ちゃんの染色体異常が原因としか書いてなくて、 じゃあ、私の場合は何がいけなかったのか・・・ 未だにわからないし、 自分を責めてしまう日々が続きました。 稽留流産がわかってから、 もう1度エコーで確認をしてもらいましたが、 やはり心臓が動くことはなく、 大きさも妊娠8週で成長が止まっていたので、 薬を飲んで、自然流産させるか、 流産手術をするかを選択することになりました。 アメリカでは薬を飲んで自然流産させるのが金額的にも負担がなく、 体への負担も含め、よく取られるそうです。 ただ自然流産を待つ場合は、いつ出血が起こるかわからず、 不安な日々を過ごすことになりますが、 薬を飲めば、だいたい2日以内には自然流産が起きるそう。 とはいえ、 私は、自宅で大量に出血するのは怖いし、 もしトイレとかで出血して、 赤ちゃんがトイレに流れてしまうのは嫌だったのと、 手術だったら、赤ちゃんがお腹にいなくなった時に、 主人がそばにいてくれるから、 精神的にも助かるなと思って、 手術を選択しました。 保険のカバーもあり、手術代もそれほどかかりませんでした。 でも、手術が終わって、 もうお腹に赤ちゃんがいないと思ったら、 涙が止まらなくて、 しばらくは本当に立

BT0〜BT11まで症状全くありませんでした

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BT11の血液検査で陽性反応をいただきましたが、 BT5のフライング検査では陰性だったし、 なんといっても、 何一つ症状がなかった ので、 判定日までは本当に不安の日々でした。 何度も 「BT5 症状なし 陽性」 とか検索を繰り返していました。 結構みなさん、症状あるので、 これまた検索すればするほど不安に。 私は、 BT11まで ・茶オリも出血も一切なし ・足の付け根のチクチクも全くなし ・お腹の痛みもなし ・眠気もなし ・胸の張りもなし とまぁ、とにもかくにも何も症状はありませんでした。 水っぽいおりものがよく出るようになりましたが、 一緒に膣剤が出てきていたので、 これは単なる膣剤の影響だったと思うし、 いわゆる妊娠超初期症状なんてものは、 一切なかったのです。 いや、むしろ、 これまで妊活していた時に、 毎回毎回生理が来るまでの間、 いろんな症状を勝手に感じて、 「妊娠超初期症状」 って検索しまくっていた時の方が よっぽど症状があったような(気がしていた)。 なので、前回の記事に引き続き、 私と同じように検索魔になってしまう人のために言っておきます。 陽性反応もらいましたが、 全く症状なしでした なので、症状がなくても安心してくださいね。 ちなみに、BT5で陰性だった件ですが、 病院の先生にフライング検査で陰性だったことを話したところ、 「検査するのが早すぎる」 と言われました。 BT5で陽性出ている方もいますが、 やっぱりBT5は早すぎるみたいですよ。 なので、フライング検査で陰性でも落ち込まないでくださいね。 判定日のBT11の血中HCGの値は、50.87しかありませんでした。 (⇧病院からのメール) そう考えると、 BT5のフライング検査で陽性反応出るわけないですよね・・・。 そして、 HCG50.87という数字が これまた低いのではないかと検索魔になるのでした(笑)。 これはまた他の記事で。 もっといろんな人の体験記を読みたい方は こちら↓  にほんブログ村 ランキングに参加してます

BT11判定日 BT5フライング検査陰性からの陽性

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移植してから、とにもかくにも不安な日々。 こんなにも不安になるものなんですね。 検索魔になってしまった。。。 精神的に良くないとわかっていてもついつい検索しちゃう。 そして知った「BT」という言葉。 移植後の日にちの数え方で、 「BT」は胚盤胞移植 「ET」は胚移植 のことで、 移植日を0としてカウントするんだそう。 胚盤胞移植なら、移植当日は「BT0」。 移植翌日は「BT1」。 それで、検索していたら、 胚盤胞移植で、アシステッドハッチング(AHA)をしている場合、 移植当日〜翌日あたりに着床するらしい。 だとしたら、 アメリカの早期妊娠検査薬なら、 BT3あたりから反応するのではないかと思い、 妊娠検査薬を買いに行って早速検査。 今回は、CVSのEarly Resultを使用しました。 結果は・・・ ・・・ ・・・ 引っ張るまでもない、当然陰性。 まだBT3だからと言い聞かせるけど、 やっぱりショック。 その後、 BT4、BT5と検査してみたけど、 やっぱり陰性(涙)。 検索魔はさらに加速。 胚盤胞移植でAHAありだとだいたいBT5あたりでみんな 薄くとはいえ反応出ているみたいで、 もう諦めかけていました。 BT5での陰性は、 さすがに精神的にショックが大きすぎて、 泣きました。 そこからの判定日はとにかく長かった。。。 もう真っ白な検査薬は見たくなかったから、 そこからはフライング検査はせず、 病院でダメと宣告された時のショックを和らげるべく、 一生懸命気持ちの整理をしていました。 でも、やっぱり諦めきれず、 「BT5陰性 からの陽性」 とかで検索しまくりました。 なかなかそんな人はいなかったけど、 でもでもBT5で陰性でも、その後妊娠されてる方も少なからずいて、 きっと大丈夫という気持ちと、 ダメだったんだなという気持ちと、 とにかくこんなに精神的にまいるとは思わなかった。。。 と、前置きが長くなりましたが、 やっとBT11の判定日を迎えました。 この日は血液検査のみ。 その場で検査結果が出

移植3日延期→胚盤胞移植してきました

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ついについに胚盤胞を移植してきました!! と、その前に、 実は、移植前の最後の診察の日、 子宮内膜が6.9mmと薄くて、 予定していた移植日が3日延びました。。。 3日後に再診察となったのですが、 Estradiol 2mgの錠剤を、 これまで経口で1日に3回飲んでいたのにプラスして、 夜に経膣でも入れるように指示が。 このエストラジオール錠が超小さいんです。 これを指で入れるのが、なかなか大変でした。 あと、おりものが緑色になるので、 ナプキンやおりものシートが必須でした。 でも、エストラジオール錠のおかげで、 3日後の再診察では8.3mmになっていて、 どうにか移植ができることに。 すごい心配だったので、ひとまず安心。 再診察の日の翌日から、 プロゲステロンの黄体ホルモン補充の注射が始まりました。 毎朝お尻に注射の日々。 筋肉注射なのでお尻に打たなきゃいけなくて、 毎朝夫に打ってもらっています。 筋肉注射といえば、とにかく痛い!というイメージだったのですが、 不思議と私、そんなに痛くない。。。 最初の2日間に関しては、針が刺されたことにも気付かなかったし、 半日経とうが、1日経とうが特に痛むこともなく。 ただ、3日目以降は、一度注射した場所付近の注射は、 少し皮膚が硬くなったのか、 刺すときに少しチクっと痛みを感じるようになりましたが、 それでもその刺すときだけの痛みだけ。 注射の最中は全く痛くないし、 その後も、時々注射した場所を触ると痛いかなーと感じる程度。 筋肉注射が痛くない人もいる という希望を、この先治療を受ける方のために。 この黄体ホルモン補充の注射は、 妊娠できた場合は、2ヶ月間毎日続くそうです。 ひょえー!!!!!! でも、赤ちゃんに会えるためなら頑張れる!!! 再診察から6日後、 ついについに胚盤胞移植を迎えました。 私の場合、顕微受精で、凍結胚盤胞の移植です。 アシステッドハッチング(アシストハッチング)有り。 そして、 前回の記事 でも書いた通り、 着床前スクリーニング(PGS)済みの胚盤胞で、性別も選びました。 移植前日は特に制限なし。 再診察の日から

受精卵を着床前スクリーニングに出しました。

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前回の記事で(記事は こちら )、 27個も採卵できたのに、胚盤胞まで成長した卵が、 たった5個だったことを書きましたが、 その5個を、 着床前スクリーニング に出しました。 私の住んでいる州では、 着床前スクリーニングが誰にでも認められています。 費用は、6500ドル(日本円だと110円換算で715,000円)と、 驚くほどの高さ(涙)。 だけど、 体外受精における、 着床しない原因や、流産してしまう原因のほとんどが、 染色体異常によるもの というのを聞いて、 自分を守るために、 高いけれど、やることを決めました。 採卵から1週間後に胚盤胞まで育った受精卵を検査に出し、 検査結果が戻ってきたのはそこからさらに2週間後。 つまり採卵から3週間後に検査結果が戻ってきました。 結果は・・・ 5個のうち、 2つが染色体異常で3つが正常卵でした。 思っていたよりも結果が良くて、 本当に安心しました。 検査に出した時は、 1つでも正常卵があればいいと思っていたから。 ちなみに、 染色体異常の2つのうち、 1つは16番染色体異常でした。 これは流産の最も多い原因になる染色体異常。 そして、もう1つは22番染色体異常でした。 最初の検査結果は正常卵の数だけの報告でしたが、 先生から、性別や結果の詳細を知りたければ、 追加で情報を送りますと言われ、詳細結果をいただきました。 どんな染色体異常だったのかや、 性別を知りたくない場合は、 知らずにいる権利もあります。 着床前スクリーニングは、 賛否両論あると思うのですが、 でも、体外受精って、 やっている方ならわかると思いますが、 費用も本当に高いし、 何よりも、 注射を何本も何本も打ったり、たくさんの薬を飲んで、身体的にも辛いし、 病院通いも何度もあって時間もたくさん割かれるし・・・。 そして、無事妊娠できたとしても、 流産してしまう可能性もあるとしたら、 また同じ治療をしたり、 流産してしまう可能性が、 減らせるのであれば、 やっていいと私は思うんです。 日本でも、一部の病院で実施しているようですが、 できること

高齢出産という現実。27個も採れた卵はたった5個になりました。

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前回、採卵当日のレポートをしましたが(記事は こちら )、 27個も卵が採れて、先生からも「いい結果」と言われ喜んでいたのもつかの間・・・。 高齢出産という現実 を突きつけられることになるのでした。 私の病院では全て顕微授精なのですが、 27個のうち20個が受精したそうで。 ここまではまだウキウキしてました。 そして受精から5日後。 病院から電話が。 胚盤胞まで成長した受精卵が 1個しかない との電話。 ショックすぎて言葉も出ない(涙)。 高齢出産ってこう言うことなのか。。。 そりゃ自然に妊娠できないよな。 27個もあったのに、 1個しかないとは。 私の住んでいる州では、 着床前スクリーニング(PGS preimplantation genetic testing)が 誰にでも認められています。 性別を選ぶ権利も含めて。 性別を選べるというのもありがたいところではあるのですが、 それよりも私は、染色体異常のある受精卵が前もって分かることで、 異常のある卵を戻さない選択、 つまり流産、死産をできる限り避ける選択という意味で、 料金は高いけれどやるべきだと思い、お願いしていました。 私の年齢、37歳では 胚盤胞が染色体異常である可能性は、 だいたい50%以上。 この数字を踏まえ、 PGSに出せる卵が1個しかないという現実。 正直本当に本当にショックでした。 ただ、その2日後に、 追加で4個、PGS検査ができるくらいまで卵が育ったと連絡が。 ちょっと成長が遅かったけど、 頑張ってくれた卵が4つ。 合計5個。 27個もあった卵はたった5個になりました 。 それでも、5個の卵が頑張ってくれたと思うと、 本当にもうそれだけで愛おしい。 その5個の卵のPGS結果はまた後日。 応援ポチ↓お願いします。 にほんブログ村  

採卵当日

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ついに迎えた採卵の日。 この日までに、一体何本の注射を打っただろうか。。。 体外受精ってこんなに大変なんだなと、改めて思った。 注射器を捨てるケースを眺めて、 なんだかとにもかくにも頑張ったなってしみじみ。 合計16本。 注射が2本の日もあったしね。 途中で追加された注射はこの2種類。 もう何を何日に打ったかとか忘れちゃったけど、 追加された注射たちは、 刺す時も薬を注入してる時も全然痛くなくてびっくりした。 後から少しかゆみは出たけど・・・。 最初に打っていたものは、(注射の種類についての記事は こちら ) 刺す時は平気なんだけど、 薬を注入する時が痛くて痛くて(涙)。 だんだん慣れたけど、最初の2日間は泣いたもん。 子供を授かれるならっていう思いだけで、 どうにか乗り越えられたけど、 注射が大嫌いな私にとって、自分で自分に注射をする毎日は、 正直恐怖との戦いでした。 いや、本当、母って強い。 まだ母じゃないですけどね。 母になる覚悟を持った女性は強い。 本当にそう思う。 採卵に関しても本当にそう。 だって、こうやって針刺して採卵するんですよ。 そりゃ痛いよね。。。 私の病院は、静脈麻酔だったので、 採卵している時自体は眠っていて無痛でしたが、 麻酔が切れた後は痛くて1日中悶えてました・・・。 ちなみに、手術の2日前の夜に決められた時間厳守で、 HCGの注射を自分で打ちました。 これもお腹に注射でした。 私の病院では筋肉注射はなくて、全部お腹に注射でした。 だからそこまですごい痛みの注射はなかったかな。 これを打った36時間後に排卵が起こるので、 この注射は本当に時間厳守。 この日からDOXYCYCLINEという抗生物質も飲み始めました。 抗生物質は夫も摂取。 そして採卵前日の朝にまた病院に行って、 血液検査と先生にお腹に注射をしてもらいました。 夜12時以降は水も含め飲食厳禁。 歯磨きだけはOKだけど、口に水を含むのもNGとのことでした。 あとは、当日はメイクはOKだけど薄めで、 香水はNG、シャンプーも含め匂いを体に残さないで来ること、 という指示がありました